2019年12月04日
子供の「やる気」について
勉強もスポースも、周りが一生懸命応援しても、
当の本人にそもそも「やる気」が無ければ、
成果に結びつかないものです。
私自身の幼少期(記憶にある限り)や、自身の子育て、
また教育現場で感じることは、子供自身がもつ
「自己概念(自己イメージ)」が「やる気」に向かう
カギになっているような気がします。
極端に言えば、自己概念が「自分はやればできる!」なのか
「どうせ自分なんか・・・」では、同じことをやっても、
成果に差が出ることは容易に予測できます。
自己概念の形成には、幼少のころから関わる身近な大人が
大きな影響を与えていると言われています。
「あなたは、いつもドジね」と言われると
「そうか。僕はドジばかりするんだ」と否定的イメージを取り入れます。
「あなたは、コツコツ努力する子ね」と言われると
「そうか。僕はコツコツ努力するんだ」と肯定的イメージに組み込みます。
私を含め、親はどうしても、我が子を伸ばしたい一心で
弱点を矯正しようとしますが、出来るだけ
「美点凝視」で接して行きたいものです。